子どもの成長に伴って、用意したいのが「子ども部屋」です。子ども部屋に使われる部屋のサイズは、4畳半〜6畳程度が多いとされます。
 
6畳の部屋であれば、勉強机やベッドを置いても、ある程度のゆとりがあるため、1つの部屋を2人で共有することも可能でしょう。
 
今回は、6畳の部屋を子ども2人で使う場合の、レイアウトのコツについて紹介します。
 
子どもたちの成長や性別も考慮しながら、快適な部屋を作ってあげましょう。

6畳の子ども部屋の広さはどれくらい?

6畳 子供部屋 広さ
6畳の部屋を子ども部屋として使う場合、最低限の家具を配置すると、画像のようなイメージとなります。1人部屋であれば十分にゆとりのある広さといえますが、2人で使うとなると、工夫する必要がありそうです。
 
また「6畳」といっても、住居によって「クローゼット込みの6畳」か「クローゼット+6畳」かで異なります。
 
クローゼット込みの6畳の場合だと、家具を置けるスペースは小さくなります。加えて、扉の開閉に必要な空間も開けておかなければなりません。

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6畳の子ども部屋を2人で使うレイアウトのコツ

子ども部屋に置く大型の家具といえば、勉強机とベッドが一般的でしょう。これらの家具を設置しながら、6畳の子ども部屋を2人で使う場合、限られたスペースを有効に使う工夫が必要です。
 
また、子どもたちが同性なのか異性なのかによっても、考慮すべきレイアウトは変わってくるでしょう。
 
こちらでは、6畳の子ども部屋におすすめのレイアウトや、限られたスペースを上手く使うコツについて紹介します。

二段ベッドを使うレイアウト

6畳 二段ベッド レイアウト 
「二段ベッド」は縦の空間を有効活用できる人気のベッドで、次のようなメリット・デメリットがあります。
 
【メリット】
・ベッド1台分の床面積で2台分使える
・ベッド以外の家具を自由にレイアウトしやすい
 
【デメリット】
・ベッドの上下をどちらが使うかでもめやすい
・高さがある家具のため圧迫感がある
・夏は上段が暑く、冬は下段が寒くなりやすい
 
小学生のうちは、二段ベッドの上段やはしごで遊びがちです。二段ベッドを取り入れる際には、子どもたちにあらかじめ危険性を伝えておくほか、仲良く使うための話し合いをしておくと安心ですね。
 
また、部屋の中の暖かい空気は天井付近に、冷たい空気は床付近に溜まるので、二段ベッドの上下で温度差が生まれます。エアコンの温度をむやみに変えずに、サーキュレーターや扇風機で部屋の空気を循環させることがおすすめです。
 
特に二段ベッドの上段はエアコンや窓に近くなりやすいので、エアコンの風や、窓からの外気、直射日光が当たりすぎないかどうかも配慮してあげましょう。
 

システムベッドを2台置くレイアウト

6畳 システムベッド レイアウト
システムベッド(ロフトベッド)とは、ベッドが上段にあり、その下が勉強机や収納スペースになっている家具です。小さな空間に複数の家具が収まるため、空間の節約に役立つでしょう。
 
そんなシステムベッドには、次のようなメリット・デメリットがあります。
 
【メリット】
・ベッド1台分の床面積に机や収納も設置できる
・ベッド下のスペースは子どもが個室空間として使いやすい
・システムベッド全体でコーディネートができる
 
【デメリット】
・高さがあるため1部屋に2台置くと窮屈さを感じる
・ベッド下なので机が暗くなる
・布団が上段にあり手入れが難しい
 
システムベッドを1部屋に2台設置する場合、部屋が窮屈に見えないように、明るめの色を選ぶのがおすすめです。ベッド下の空間に机や本棚などをまとめて置きたい場合には、高さのある「ハイタイプ」を選ぶとよいでしょう。
 
子どもがそれぞれの専用スペースとして活用しやすいので、男女の二人部屋に設置するのもおすすめです。

寝るときだけ布団を敷く

部屋にゆとりを持たせるには、ベッドをなくして布団で寝るのもいいでしょう。寝るときだけ布団を敷く方法には、次のようなメリット・デメリットがあります。
 
【メリット】
・日中は部屋を広く使える
・子どもがベッドから落ちる心配がない
・マットレスと異なり運びやすいため干すなどのお手入れがしやすい
 
【デメリット】
・床からのほこりやハウスダストの影響を受けやすい
・毎回布団の出し入れが必要
・冬場は床冷えしやすい
 
布団を敷いて寝る場合、子どもが小さいうちは大人が布団の出し入れをする必要があります。また布団は敷きっぱなしにしてしまうとカビが生えやすいため注意しましょう。

リビングも有効活用する

6畳の子ども部屋を2人で広く使うためには、子ども部屋にベッドだけを設置し、勉強机や収納棚をリビングに設置する方法も一つの手段です。
 
子どもが小さいうちは、リビングに勉強机を置くことで、大人が宿題を見てあげることができ、質問にもすぐに答えられるメリットが生まれます。
 
この場合には、勉強に集中できるようにテレビを消したり、大人が必要以上に口を出したりしないように心がけましょう。
 
 

子ども部屋の仕切り方

子供部屋 仕切り 
特に子どもの性別が違う場合には、子どもが小さくてもプライバシーを守るために仕切りを設置したいと考えることもあるでしょう。また、思春期は兄弟・姉妹であってもプライベートな空間が欲しいと感じる可能性が高いです。
 
こちらでは、子ども部屋の仕切り方や、仕切りの設置方法などを紹介します。
 
6畳に限らず、色々なサイズの部屋でも活用できるため、1部屋を2人で使いたいと考えるご家庭はぜひ実践してみてください。

家具で仕切る

手軽に部屋を仕切るなら、子ども部屋にある家具を使ってみましょう。材料の購入や工事などが必要ないため、すぐにでも実践できる方法です。
 
ここでは、2通りの仕切り方について解説します。部屋の間取りも考慮しつつ、子ども部屋の最適なレイアウトを考えてみましょう。
中央に二段ベッドを置く
6畳 ベッド 仕切り
部屋を仕切るために部屋の中央に二段ベッドを置き、ベッドの上段と下段のそれぞれへ、互い違いになるように板やカーテンを取り付けることで、しっかりとしたプライベート空間を作り出せます。
 
「一人部屋が欲しい」と願う子どもがいる場合におすすめの仕切り方です。
 
ただし、部屋の中央に照明がある子ども部屋では、仕切り方によって部屋全体が暗くなってしまう可能性があります。間接照明を使用するなどの工夫をしましょう。
収納家具で仕切る
6畳部屋 家具 仕切り レイアウト
広い子ども部屋の場合、収納家具で仕切る方法もあります。クローゼットや本棚で壁のような仕切りを作れば、それぞれの収納スペースを確保しながらプライベートな空間を作り出せます。
 
さらに、新築で建てる場合は、あらかじめ扉を2箇所に作っておくことで、子どもが小さい頃は1部屋の広い遊び場として使い、成長したら仕切りで2部屋に分けやすくなります。
 
また最近では、仕切ることを目的とした収納棚も販売されています。タンスや棚の両面が収納になっているため、こちらを置くだけで仕切りと収納を兼ね備えることができます。
 
可動式の収納家具で部屋を仕切ることで、子どもの成長に合わせて部屋を変形することが可能です。

部屋に仕切りをつけて部屋を分ける

「仕切り」を使えば、簡単に部屋を2つに分けることができます。しかし、仕切りといってもさまざまなタイプがあります。
 
素材や色を変えることで、インテリアの一部になったり、圧迫感を軽減できたりするため、子どもの生活スタイルや年齢などに応じて活用してみましょう。
 
こちらでは3つのタイプの仕切りを見ていきます。どれも大掛かりな作業は不要なため、実践しやすいです。
ロールスクリーン
ロールスクリーン
ロールスクリーンは上げ下げ可能な巻き取り式のブラインドです。収納時に必要なスペースが少なく、すっきりとした印象で使えるのがポイントです。
 
ロールスクリーンは、基本的に取り付け用器具を設置して使用しますが、なかには突っ張りタイプのものもあります。手間なく取り付けたい方や、賃貸住宅に住む方などは、こちらを活用するとよいでしょう。
 
しかし、小さいお子さまは、ロールスクリーンのひもで事故やけがを引き起こす危険性があるため注意が必要です。中学生や高校生など、安全に取り扱いができる年齢の子ども部屋への使用が適しています。
カーテン
カーテン

カーテンはたくさんの種類から好みのものを選べるため、子どもの趣味やインテリアに合わせて使いやすい仕切りといえます。
 
なるべく部屋に圧迫感を与えたくない場合には、膨張色である白やベージュがおすすめです。柄物のカーテンは部屋にアクセントをプラスできて明るい部屋作りに役立ちます。
 
レールの設置には工具が必要なこともありますが、手軽に突っ張り棒で設置できるカーテンもあるので部屋に適した設置方法を選びましょう。
パーテーション
パーテーション
パーテーションは空間を分けるための「仕切り板」です。種類によってはキャスターがついているものもあるため、簡単に移動ができて好きな場所に設置できるのがポイントです。
 
パーテーションは、折り畳めるものや、天井と床に突っ張り棒で固定するもの、木製や布製などさまざまなタイプから好みのものが選べます。
 
子どもが寄りかかったり、衝撃を与えて倒れてしまったりしないか心配な場合には、壁や天井にしっかりと固定できる突っ張りタイプのパーテーションがおすすめです。

子ども部屋を2人で使う注意点

6畳 子ども部屋 注意点
子ども部屋を2人で使う場合には、子どもの成長に合わせた家具の設置や仕切りの使用を心がけるほか、部屋の使い方も工夫しなければなりません。
 
「前までは問題なく過ごせていたが、最近けんかが多くなってきた」「性別の違う兄弟に配慮したレイアウトにしてあげたい」などと感じる場合は、子どもたちと話し合い、どのような点で不便を感じているかを聞いてあげるとよいでしょう。
 
思春期の子どもには、なるべくしっかりとした仕切りを使用するか、場合によっては広めの部屋を子ども部屋として用意してあげる必要があります。
 
子どもたちが仲良く快適に過ごせるように、定期的に様子を確認してあげることが大切です。

まとめ

6畳の部屋は、子ども部屋として問題ない広さがありますが、子ども2人が一緒に使う場合には工夫が必要です。
 
家具の配置や、仕切りに使う素材や種類を変えるだけでも空間のアレンジは可能です。
 
子どもの成長や性別、好みに合わせて、最適な子ども部屋にアップデートしていきましょう。