繁華街として発展した「今池」駅付近には、多彩な飲食店がそろいます。駅から少し離れると桜並木が美しい「すいどうみち緑道」があり、辺りは穏やかな住宅街が広がっています。こだわりのレストランなどが入る複合商業施設「ナゴヤセントラルガーデン」や「古川美術館」、ユリやコスモスの名所「千種公園」といった暮らしを彩るスポットも充実。住宅街のそこかしこに素敵なお店が点在し、休日にぶらりと散策するのが楽しいエリアです。

ガス燈

フレンチのシェフと和食の料理人が常駐しており、ランチ、ディナータイムの双方で、丁寧に仕上げられたフレンチと和食を楽しむことができます。なお、どちらも季節を感じさせる料理となっており、彩りも豊か。華やかな料理と窓からの開放的な景観が、食事のひと時を贅沢なものにしてくれます。また、店内にはカウンター席やテーブル席だけでなく、大小の個室も用意されています。プライベートなパーティーや接待、顔合わせの場としてぴったりなのはもちろん、小さなお子さんを交えた食事会を開く際も、重宝するはず。地下鉄今池駅直結という立地のよさも、うれしいポイント。

Dessert Une Assiette
（デセール アン アシェット）

デザートで構成されたコースを提供する、デザート専門店。旬のフルーツや野菜など、良質な食材を用いることに重きを置いており、仕入れに準備が必要なため、完全予約制の店舗となっています。店主の宇佐美さんがデザートを仕上げるうえで大切にしていることは、さまざまな食感や味わいが楽しめる一皿に仕上げること。ある日の一皿には、とろけるアイスクリームやかき氷、温かいソース、甘酸っぱいフルーツなどが美しく盛られており、ひと口味わうごとに新鮮な感覚に。また、目の前でデザートが仕上げられていくというライブ感も、魅力の一つです。

ROSTICCERIA MASSIMO
（ロスティッチェリア マッシモ）

イタリア・シチリア島の家庭料理を中心に提供。異国の料理ながら、親しみやすくホッとする味わいに仕上げられているため、日常的に訪問したくなるはず。店主の三宅さんいわく、当店は、“街の食堂”。「うちは気軽に利用していただけるイタリアンです。肩ひじ張らずに、普段遣いしていただけます」。パスタ、惣菜の盛り合わせ、ワンプレートランチなどを用意し、パスタの種類やプレートにのる惣菜の内容は、季節によって変わります。また、店頭に設けられたショーケースには、テイクアウト専用の惣菜を15種類ほどラインナップ。

ピグマリオン商會

ハート柄のお皿や、フルーツの形をしたポットなど、思わず楽しい気持ちになれる陶器がずらり。いずれも、ポーランドの南西部にある陶器の街、ボレスワヴィエツの職人が手作りしたものです。店主の大橋さんは、およそ20年前にポーランドの食器を集め始め、10年ほど前、当店をオープン。「暮らしが充実するアイテムをご紹介したくて、この店を開きました。ポーランドの食器は、可愛らしい見た目に反して丈夫で、オーブンで加熱してもOK。また、汚れがこびりつきにくいので、楽に洗えます」と、その魅力を語ります。店内で、飲食店とコラボしてのカフェがオープンする日も。

雑貨と植物の店 Kitowa（樹と環）

店内に並ぶのは、盆栽や苔テラリウムといった、インテリアとして楽しめるグリーン。また、一角には、作家ものの器やアクセサリーなども。店主である大林さんは、当店に込めた思いをこう語ります。「作家ものの雑貨は、二つとして同じものがありません。また、作家が手がける盆栽も、ほとんどが一点物。育てるうちにどんどん姿形を変えるので、同じ姿は二度と見られないという持ち味もあります。当店を通して一点物の魅力や、植物を育てる楽しさを知っていただけたらうれしいです」。月2〜3回のペースで、作家による盆栽などのワークショップを開催。植物の奥深い魅力を知りたい方は、ぜひ参加を。