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有名な寺社に愛らしい鹿、冬でも人気のかき氷…。関西屈指の観光エリアでもある近鉄「近鉄奈良」駅周辺は、カフェや雑貨などのお店巡りが楽しめることでも知られています。中でも、「ならまち」の路地裏には素敵なお店がそこかしこに。路地裏さんぽを楽しんでみましょう。
ならの実
ほうせき箱
アクセスマップ
近鉄「近鉄奈良」駅
JR「奈良」駅
「ならまち」には近鉄とJRの2路線でアクセス可能。近鉄「近鉄奈良」駅は「大阪難波」駅から快速急行を利用すれば約40分、JR「奈良」駅は「大阪」駅から大和路快速を利用すると約50分です。
猿沢池
ならまちの路地
世界遺産「元興寺」の旧境内を中心に広がる「ならまち」。風光明媚な猿沢池をはじめ、国宝や重文指定の歴史的建造物も点在し、風情豊かな町家が軒を連ねるエリアです。観光地の喧騒とは一味違う、ゆったりとした時間が流れる路地裏を巡れば、人気のカフェや雑貨店など、うれしい発見が待っているはず。
カウリ
白壁に瓦屋根、虫籠窓の町屋を改装したお洒落な雑貨店。こぢんまりした温かな雰囲気の店内には、たわしや布巾などの生活道具、一筆箋やマスキングテープなどのステーショナリーグッズ、一点もののオブジェに、ストールや鞄、そしてお店おすすめの大和茶など様々な暮らしの雑貨やアイテムが行儀良く並んでいます。特に全国の作家さんが手掛けた器が人気で、店主曰く「シンプルでありながら作家さん『らしさ』が感じられる味わいのある作品を選んでいます」とのこと。ならまち散策の立ち寄りスポットとして通うファンが多いのも納得です。
奈良市鳴川町1
Tel 0742-93-9208
[時]11:00~18:00
[休]月・火曜 ※臨時休業あり。詳細はインスタグラムで確認を
[料]平らなトートバッグ3,410円、しのぎ平皿(中)4,950円、mucuカレンダー2,750円
糸季
かつては綿花の産地でも木綿業が営まれていたことから、靴下の生産量日本一として知られる奈良県広陵町。その広陵町に靴下の工場を持つ「ヤマヤ」のフラッグシップショップです。ここでは色合いがやさしく、履き心地の良いオーガニックでナチュラルな靴下が数多く並んでいます。オーガニックコットンに天然染料を使用した商品が人気。一度履いてからはここの靴下しか履かないという人も少なくないそうで、ならまち散策でぜひ立ち寄りを。
奈良市高御門町18
Tel 0742-77-0722
[時]10:00〜17:00
[休]不定休
[料]鹿ソックス1,650円~、オーガニック綿ゴムなし1,540円、かかとケアソックス1,430円
ならの実
猿沢池のほとりから南へ徒歩3分。ガラス越しにずらりと並ぶ小物や雑貨がワクワク感を高めてくれます。富山・能作の鈴や、新潟・燕市のキッチン用品、佐賀県の有田焼、兵庫県のお香など、オーナーが全国各地から選んだ「良品」がそろいます。普段は百貨店などを巡らないとお目にかかれないものが一堂に揃うので、見ているだけでも楽しいはず。オーナー曰く「生活の中でちょっと良いもの、記念になるもの、長く使えるものをと選んでいます」とのこと。定期的に変わる作家の作品も多いので、散歩がてらの立ち寄りで思わぬ出合いがあるかもしれません。
奈良市鶴福院町13
Tel 0742-23-7557
[時]11:00~18:00
[休]無休
[料]錫猪口6,050円、白樺のかごバッグ(M)11,550円~、ホットサンドソロ4,950円
ならまち散歩の拠点に!
photo:SATOSHI ASAKAWA
鹿猿狐ビルヂング
2021年4月に誕生した中川政七商店初の複合商業施設「鹿猿狐 (しかさるきつね) ビルヂング」 。旗艦店となる「中川政七商店 奈良本店」をはじめ、関西初出店のスペシャルティコーヒー店「猿田彦珈琲」、一つ星レストラン「sio」のオーナーシェフ鳥羽周作が手がけるすき焼きレストラン「㐂つね」などが入っています。
鹿の舟
奈良の人気店「くるみの木」がプロデュースした観光拠点。繭(まゆ・観光案内所)、竈(かまど・食堂&グローサリー)、囀(さえずり・ティールーム)の3つの建物で構成され、観光案内所にはユニークなデザインの読書室があり、「奈良」「伝統文化」「民芸」「農」「食」をテーマにした約1,300冊以上の書籍がそろいます。
菩薩咖喱
イベントでの出店を機に、2020年に「近鉄奈良」駅付近にオープン。その後、22年の2月に現在の一軒家に拠点を移したダルバート専門店。静かな雰囲気がならまちにぴったりと、昔からのファンも足繁く通われているようです。「アジア寄りのカレーが日本人には合うとの思いから、インドではなくネパールの定食『ダルバート』を選び、日本人好みにアレンジしました」と店主。水菜や南瓜、小松菜、大豆、インゲンといった旬の野菜を中心とした約20種の食材に、3種のルーをかけてライスと混ぜ合わせていただきます。カレー好きは必ず足を運んでみたいお店です。
カナカナ
築100年余りの古民家をリノベーションした町屋カフェで、ならまちファンには欠かせない一軒です。おすすめは、旬の素材を使ったお惣菜5・6品とデザート、コーヒーが付いた看板メニュー「カナカナごはん」。味もボリュームも文句なしと、お昼時は多くのリピーターがこちらを選択されています。深い味わいが楽しめるこだわりの「海老のカレー」もおすすめ。また旬の果物を使ったケーキやアイスなどもチェックすべき一品です。お昼時の混雑を避けるなら、15時以降が狙い目。格子に障子、木の梁など町屋ならではの雰囲気で贅沢な時間をのんびり楽しみましょう。
奈良市公納堂町13
Tel 0742-22-3214
[時]11:00~19:00
[休]月曜(祝日の場合は翌日休)
[料]カナカナごはん1,595円、海老のカレー990円、バニラアイスクリーム440円
ほうせき箱
奈良のかき氷といえばまず名のあがる専門店。2014年、氷室神社で行っていた氷のお祭り「ひむろしらゆき祭」の出店で話題となったことが、名の知れ渡るきっかけになったそうで、現在は予約優先となっています。ヨーグルトやシロップを泡状にしたエスプーマと旬の食材、繊細でフワフワの氷が何層にも重なることで、様々な味や食感が楽しめるのが魅力。味変のおかげで飽きがこず、たっぷりなクリームによって身体を冷やさないという驚きの配慮も。「ほうせき箱」のような楽しみがギュッと詰まった珠玉の一品をぜひ。
奈良市餅飯殿町47
Tel 0742-93-4260
[時]10:00~17:00(L016:50)、土日10:00~17:30(L017:20)※13時〜14時はクローズ
[休]木曜 ※Web予約優先
[料]大人の抹茶DX1,320円、ラズベリーミルクカスタード氷1,200円、栗氷1,580円
JR「奈良」駅東口
JR「奈良」駅西口
ならまちに近いのは「近鉄奈良」駅ですが、奈良の玄関口として注目しておきたいのがJR「奈良」駅です。駅周辺は、高架化にあわせて美しく整備され、駅直結の「ビエラ奈良」やホテル日航奈良1階・2階の「シルキア奈良」など商業施設が点在。駅の東側は観光エリアが広がる一方、西側となる近鉄「新大宮」駅方面に向かって、奈良中央郵便局や奈良市役所、蔦屋書店、小中学校がコンパクトな範囲にそろい、スーパーマーケットも充実。便利な住環境が整っています。
なら100年会館
奈良市制100周年を記念して開館した多目的ホールです。設計は建築家の磯崎新氏が担当。大ホールは、収容人員1,476人と奈良県内最大の客席数を持ち、小・中ホールも備え、国内外の芸術の公演や各種文化活動など幅広い催しに利用されています。
三条通ショッピングモール
JR奈良駅前からやすらぎの道へおよそ480mにわたって続き、観光客だけでなく地域の方々の生活に密着した商店街。飲食店約30店を含めたおよそ80店舗が軒を連ねています。歩道上に芝生を敷きテーブルやハンモックなどを置いて“まちのリビング”となる「SUN DAY PARK」が春と秋に3回ずつ開催されます。
JR「奈良」駅前で開催のフードシェッドファーマーズマーケット!
奈良フードシェッドファーマーズマーケット
2・8月を除く毎月最終日曜日の9時〜14時に、JR奈良駅前広場で開催されるファーマーズマーケットです。有機農業や自然栽培で育てられた農産物や加工品が並び、生産者と会話して“自然と共生していくための持続可能な暮らし”を目の当たりにしながらお買い物が楽しめます。