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近鉄南大阪線「大阪阿部野橋」駅から電車でわずか4分。都心部に寄り添うように穏やかな住宅街が広がる北田辺は、ノスタルジックな雰囲気が漂う商店街や歴史情緒を醸し出す町並みが今も残り、住宅街のあちこちに居心地のよい素敵なお店も点在しています。都心と程よく距離を置き、落ち着いて暮らすのにぴったりな北田辺の街をご案内します。
amsu tea house
器と暮らしの雑貨 カタルテ
アクセスマップ
近鉄南大阪線「北田辺」駅
4つの路線を利用できる交通アクセスの便利さが北田辺の大きな魅力です。近鉄南大阪線「北田辺」駅、大阪メトロ谷町線「田辺」駅、大阪メトロ御堂筋線「昭和町」駅、JR阪和線「美章園」駅が利用でき、梅田やなんば、天王寺といった大阪市内主要部への移動がスムーズ。行き先に応じて使い分けられます。
北田辺は、あべのハルカスをはじめ、あべのキューズモールやHoop、あべのand、天王寺ミオなど大型商業施設が集まる天王寺へ自転車で手軽に行ける距離。ですが、わざわざ足をのばさなくとも、住宅街のあちこちにこだわりの味が楽しめるお店や素敵なショップも点在。懐かしい雰囲気を残す商店街や歴史情緒のある町並みが今に残っていたり、ゆったり過ごせる公園もあり、散策するほどに奥深さが実感できるエリアです。
Cafe Freedom
(カフェ フリーダム)
北田辺商店街内に2021年秋にオープン。既に地元のファンも獲得するなか、支持が多いのが「カレー」です。キーマ、チキン、週替わりから二種類選ぶあいがけの「HARTYスパイスカレー」や、8種類の野菜の甘味とピリッと辛いルーが絶妙に合う「ゴロゴロ野菜のスパイシーカレー」が定番だそう。また辛さのリクエストにも可能な限り応えてくれるのも魅力的。裏の小窓から受け取るテイクアウトも好評です。
大阪市東住吉区北田辺4-22-15
Tel 070-8542-2773
[時]11:00~17:00(テイクアウトは18時まで)
[休]日曜・月曜
[料]HARTYスパイスカレー(前菜、ドリンク付)1,350円
ゴロゴロ野菜のスパイシーカレー(ミニラッシー、ドリンク付)1,300円
pizzeria leonardo&ぼんのみみ
「迷ったらまずマルゲリータを味わって欲しいですね」と語るのはピザ職人のご主人。表面はカリッと、中は適度な水分を保つ本格ナポリピッツァは、ご主人自らがつくった本格的な石窯のおかげ。オーガニック小麦と天然酵母のピザ生地に、低温殺菌の牛乳を使ったモッツァレラやオーガニックのイタリア産トマトソースをのせ、さらには天然塩など身体が喜ぶ食材ばかりで、窯と共に徹底したこだわりがうかがえます。ピッツァ以外にもパスタや肉料理、デザートも取り揃え、記念日用のお店としてもぜひ。
大阪市東住吉区北田辺1-12-12
Tel 06-6777-2399
[時]11:30~14:30LO、17:30~21:30LO
[休]水曜
[料]マルゲリータ1,485円
amsu tea house
(アムシュティーハウス)
“日本にもっと美味しい紅茶を届けたい”という想いからつくられた紅茶ブランド「amsu tea」が手がける紅茶専門店。柔らかな木目に包まれた店内でいただくのは、上質なセイロンティーを中心に、香り豊かなブレンドフレーバーティー、インドのダージリンやアッサムなど実に40種以上の紅茶たち。スタッフおすすめの紅茶を少しずつ試せる飲み放題メニュー「トップアップティー」が人気で、季節のパフェやダッチベイビーなどと共にこの上ない至福の時間が楽しめます。
大阪市東住吉区桑津4-7-22 2F
Tel 06-4303-5920
[時]11:00~18:30LO
[休]不定休
[料]スコーンセット1,650円
※セットは全てトップアップティー付
DoubleThree33
(ダブルスリー)
2021年夏に昭和町から北田辺に移転してきた雑貨屋さん。グッズはアメリカ西部で買い付けしたものが中心で、スヌーピーやベティちゃん、スーパーマンにバットマンといった、誰もが知るキャラクターが所狭しと並んでいます。種類も豊富で、キーホルダーやステッカー、文房具などの細かいものからコップ、タオル、ゴミ箱などまで多種多様。おもちゃ箱をひっくり返したようなワクワクする品がそろい、気軽に訪れてみては。
器と暮らしの雑貨 カタルテ
静かな住宅街に溶け込むように並ぶ4軒長屋のひとつ「カタルテ」。10年ほど前に住居兼店舗として改築したそうで、古い木柱や梁が趣ある空間を演出しています。店内に美しく並ぶのは、関西を中心とした作家さんの器たち。店主の好みで買い付けされているとのことで、その特徴はシンプル、手馴染み、料理映え、優しい風合い、そしてお手頃な価格。オンラインショップでの購入もできますが、やはり手に取って確かめるのがベター。月に10日ほどしか開いていないため、事前にインスタグラムでチェックを。
LVDB BOOKS
静かな住宅街の路地裏のさらに裏に佇む本屋さん。築100年の長屋を改装した店内には古本6割、新刊4割の約8,000冊がずらりと並ぶほか、CDやレコードなどの取り扱いも。古本は基本買取ということもあるためか、アートブックやデザイン本、音楽に料理、スポーツ、写真集、絵本とジャンルは多岐にわたります。面白い本はないかな?と出合いを求めてくる人がほとんどだとか。100年近く昔の古書も並んでいるので、本好きにはたまらない空間です。
桃ヶ池公園
古くからある池の周りに遊歩道が整備され、ウォーキングなどが楽しめる公園。春には桜が咲き誇り、お花見スポットとしても知られています。園内には遊具もそろい、子どもから大人まで幅広い世代に親しまれています。
うるし堤公園
今川沿いにある公園。「うるし堤」とは、江戸時代後期に漆の木が植えられたことに由来。現在は漆の代わりに桜などが植えられ、木々の間を散歩したり、遊具で遊んだり、思い思いに過ごすことができます。
北田辺の大楠
庚申街道
近鉄南大阪線「北田辺」駅から南へ歩き、松虫通に出るとひときわ大きなクスノキが目に飛び込んできます。高さは16mもあり、樹齢は300年という説も。道路整備のために伐採されるところを地元の方々の保存署名活動により、道路の車線を調整して保存することに。地域の方の想いがつまったシンボルツリーといえます。
また、松虫通からさらに南へ向かうと、歴史情緒漂う家並みが見えてきます。この通りは「庚申街道(こうしんかいどう)」と呼ばれ、かつては四天王寺南大門を起点に庚申堂や桃ヶ池、北田辺の北側を経て、大和川沿いの長吉川辺(大阪市平野区)までを結び、四天王寺や庚申堂へお参りするための信仰の道だったそうです。
4路線が利用できる交通アクセスのよさに加え、魅力的なのが、スーパーや商店街など日常のお買い物環境が充実していること。目的などにあわせて使い分けられるのがうれしいポイントです。また、保育園や幼稚園など教育施設もそろい、大きな公園も点在。休日には手軽に天王寺へおでかけでき、子育てにも最適な住環境が整っています。
NPO法人の北田辺プロジェクト実行委員会が中心となり、北田辺の商店街と協力して行う「育MALL(はぐくモール)」プロジェクト。7年以上にわたって開催されている「北田辺ハロウィン」は、地元では人気のイベントに。仮装した子どもたちが商店街のお店に行くとお菓子がもらえ、出迎える店主も仮装を楽しんでいるとか。子どもと店主が顔見知りになることで、地域で子どもを見守ることにつながっています。
また、子どもたちが日本国内の特産品の仕入れ・販売体験ができる「こどもあきんDO!」や、ママたちの集いの場となる「マ・マルシェ」も定期的に商店街内で開催。参加者はもちろん主催者も協力する商店街や地域の方々も、みんなが楽しみながら和気あいあいとした雰囲気で地域を活性化し、子育てしやすい街をめざしているようです。