山崎川は地下鉄桜通線「瑞穂区役所」駅 から徒歩10分。桜並木が続く「汐路桜ロード」を通るルートがおすすめです。辺りは閑静な住宅街が広がり、ゆったり歩きながら山崎川へ向かうことができます。

山崎川のすぐ西側に位置する大殿町（おとどまち）は、この地にかつて住んでいた武将に「大殿」の称号が与えられていたことに由来するといわれており、歴史に想いをはせて歩くのもおもしろいかもしれません。

また、山崎川の周辺には地元で評判のビストロや県外からも訪れるほどの人気ベーカリー、老舗の名店などがそろい、桜と共に楽しみたいところです。

ビストロ ラパン

「ビストロ ラパン」のこだわりは、パンやハム、デザートにいたるまで、すべて手作りすること。どの料理も素材の味が活きており、親しみやすい味わいが楽しめます。細部にわたり丁寧に仕上げられているものの、決して堅苦しくないフレンチが、同店の魅力。さらには店内の雰囲気は家庭的で、価格もお手頃。花見のランチに立ち寄ったり、気分転換したいときなど普段づかいにもぴったりです。その季節ならではの味覚と、それに合ったアルコールを提供しているのも、同店の特長の一つ。季節感のあるフレンチと相性ぴったりなワインや日本酒が織りなす、豊かなマリアージュをご堪能あれ。

シャルムベーカリー・ポンシェ

頻繁に行列ができる、人気のベーカリー。口溶けのいい食パン、カリッと香ばしいハード系パン、懐かしく上品な味わいの菓子パンなど、とびきりおいしいパンが種類豊富にそろっています。また、さまざまな野菜で彩り豊かに仕上げたタルティーヌなど、目でも楽しめる惣菜パンも。同店を率いるのは、この道30年以上の大ベテラン、内藤昌弘さん。そのセンスと腕には定評があり、新店舗のプロデュースも数多く担当しています。次世代の育成にも積極的なため、「シャルム ベーカリー ・ ポンシェ」には若手のスタッフが多数。溢れんばかりの熱意と魅力が感じられるパン屋です。

うな豊

有名グルメガイドでも紹介された、1960年創業のうなぎ専門店。素早く身をひらく技や、素焼きをせず注文が入ってから焼き上げるこだわりに加え、焼き方にも工夫を凝らすことで、外はサクッ、中はフワッとした食感の香ばしい炭焼のうなぎが堪能できます。うなぎの味を引き立たせる秘伝のタレはしっかりとした味ながら後味はさっぱり。炊きたてにこだわったご飯も人気の秘けつだとか。うなぎそのものの旨味を堪能できる白焼きもお酒がすすむ逸品です。

山田餅本店

「山田餅本店」の大福は、口にした瞬間、幸せな気分に浸れる逸品です。ふわふわ、もちもちとしており、餅菓子なのにとろけるような食感が楽しめます。それもそのはず、こちらの餅菓子に使用されているのは、その日の朝についた餅。開店前の早朝、ふんわりと蒸し上げたモチ米をつき、職人たちが手早く大福に仕上げているそう。また、あんこの味わいも魅力的です。コクのある味とキレのよい甘みのバランスがよく、餅の繊細な味わいを引き立てています。丸一日、つきたての食感が保たれるため、午前中はもちろん、午後もひっきりなしに来店客があるそう。

a merveille（ア・メルベイユ）

まず目を奪われるのは、白亜の城のような外装と内装。さらにはショーケースには、きらびやかなケーキがずらり。「ア・メルベイユ」は、非日常的な体験が待ち受ける洋菓子店です。ケーキに使用されているフルーツは、色、形、味のすべてがハイクラスな逸品。市場で最高級とされるフルーツを贅沢に配したケーキは、ハレの日にぴったりです。なお、その華やかな見た目に反して、味わいは上品でごく自然。クリームやタルト台は甘さ控えめなため、フルーツの自然な甘みをたっぷりと堪能できます。普段は甘いものを食べない人も、おいしくいただけること必至です。

「瑞穂区役所」駅周辺は、落ち着いた住宅街が広がり、辺りには名古屋市立大学や名古屋女子大、県立瑞陵高校などの教育機関が充実。瑞穂区役所をはじめ、瑞穂図書館や瑞穂児童館、瑞穂区休日急病診療所もそろい、自然豊かな瑞穂公園や潤い豊かな山崎川もあり、子育てしやすい住環境が整っています。 また、ア・メルベイユを運営し、こだわりの品々がそろう「サポーレ 瑞穂店」をはじめ、スーパーマーケットも点在。「名古屋」駅から直通19分と交通アクセスもよく、都心とつながりながら、穏やかな快適な暮らしが叶う街といえます。