



住戸内の温度が外部の温度変化の影響を受けにくいのが、ZEHマンションの特徴です。夏の暑さも冬の寒さも住戸に伝わりにくいため、年間を通して快適に過ごすことができます。床や壁、天井といった表面温度と室温が近いことも、快適さの秘密です。
断熱性能イメージイラスト
人間の体は床・壁・天井の表面からの輻射熱も感じ取っています。
表面温度と室温が近いことが快適のポイントです。
高性能な断熱材やサッシを使うことで住戸全体の暖かさや涼しさを保ちます。
解析条件:温熱環境シミュレーションプログラム[AE-Sim/Heat]にて室内温度分布シミュレーションを実施。冬期最低気温となる日について、前日の就寝前に暖房を停止し、午前5時時点の室内温度(温度降下状況)を表示。外気温度は建設地近傍の標準年拡張アメダス気象データ2020年版を参照、平面プランは当社分譲物件を想定、エアコンは各居室に1台ずつ設置されているものとし、各居室の空調スケジュールは「HEAT20設計ガイドブック2021(一般社団法人20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会)」に記載の条件を参考、前夜空調停止時刻24時、空調停止時の室温22℃(居室のみ)、『一般的なマンション』品確法断熱等性能等級3程度(平成4年度基準)の外皮性能を想定、『ZEHマンション(本物件)』外壁が0.55[W/(㎡K)]、窓が1.83、2.97[W/(㎡K)を想定
解析条件:CFD解析にて当社分譲物件のLDの室内温度分布シミュレーションを実施。外気温度は拡張アメダス気象データ2020年版より建設地近傍の最低気温と最高気温を参照、エアコン設定:冬期26℃吹出・夏期25℃吹出、循環⾵量7㎥/min、換気設定:24時間換気 0.5回/h、『一般的なマンション』品確法 断熱等性能等級3程度(平成4年度基準)の外皮性能を想定、『ZEHマンション(本物件)』は外壁が0.55[W/(㎡K)]、窓が1.83[W/(㎡K)]、⽇射・⼈体・家電製品の発熱は考慮しない、夏期のみ実行温度差にて日射の影響を見込む、他室、他住戸との熱の移動は考慮しない。
断熱性能が高いからこそ、従来のマンションに比べて冷暖房が効きやすいというのも特徴。
さらに高効率給湯器や高断熱浴槽、LED照明といった高効率の省エネ機器を導入しているため、
あらゆるシーンにおいて電気やガスの消費を抑えることができます。
ZEH仕様イメージイラスト
■専有部内の取り組み
概念図
参考写真
参考写真
参考写真
概念図
断熱性能が高くなるほど健康改善効果も高まるというデータがあり、
アレルギーや感染症の原因であるカビ・ダニを抑制する効果もあると言われています。
また、住まいの中の寒暖差が少ないことで、ヒートショックのリスクを低減することもできます。
暖かな室内から冷えた浴室等へ移動したときなど、急激な温度変化によって血圧が上下し、心臓や血管に疾患を起こすことをヒートショックといいます。断熱性能が低い住宅ほど、ヒートショックのリスクが高いと言われています。ヒートショックのリスクを軽減するためにも、断熱性能を高めることは大切です。
■住宅の高断熱化による健康改善効果
住宅の外壁・屋根・窓等を「外皮」と呼び、その性能をUA値で評価します。UA値が小さいほど断熱性能が高いことを示します。外皮の性能は、その家の住み心地に大きく影響します。

出典:近畿大学 岩前 篤教授
「住宅の高断熱化による健康改善効果」のグラフは、近畿大学岩前篤教授による調査結果により作成されたもので、UA値により実際の症状が改善されることなど具体的な効果を保証するものではありません。