若手社員座談会

座談会概要:期待の星として近鉄不動産を盛り上げる4名の若手社員が、忌憚なく想いを語ります。

MEMBER

事業開発本部
プロジェクト企画部

山田 夏輝

事業開発本部・プロジェクト企画部にてレジャー施設の開発や既存ビルの建て替えなどに携わる。レジャー施設の販売販路の考案やスタッフの採用なども担当。

ハウジング事業本部
ハウジング事業部

團野 宏紀

ハウジング事業本部・ハウジング事業部にて施工管理を務める。複合施設やガレージハウス、住宅などの建造物を円滑に建設できるよう現場の指揮を執る。

アセット事業本部
賃貸事業部

中濱 百花

賃貸事業部にて複合施設のテナントの誘致や運営、イベントの企画等を行い、施設を盛り上げる役割を務める。

マンション事業本部
販売部

古屋 七帆

マンション事業本部・販売部にて新築マンションの販売を行う。

01

一人ひとりが異なるキャリアを描ける総合職の魅力

山田

本日はお集まりいただきありがとうございます。まず簡単にそれぞれの仕事内容について教えていただいてよろしいでしょうか。

中濱

私は賃貸事業部に所属しておりまして、現在は奈良県にある商業施設「パラディ学園前」を担当しています。業務は大きく3つあります。1つ目はリーシングです。分かりやすく言うと、空いている区画に入っていただくテナント(お店)を誘致しています。2つ目は販促活動で、お客様が来たくなるイベントを企画したりしています。3つ目はテナント会運営です。テナントの店長さんに集まっていただき、要望をヒアリングしたり、施設として今後取り組んでいきたい施策を共有したりしています。團野さんはいかがでしょうか。

團野

入社以来、私は施工管理を務めています。図面をチェックして、見積りを依頼することにはじまり、工事が始まってからは工程表を作成したり、工事写真を撮影したり、職人さんに作業指示を出したりしています。これまで今年の4月にオープンした大和西大寺駅前の複合施設「Coconimo SAIDAIJI」、ガレージハウスの施工を担当しました。ガレージハウスが完成すると次は木造住宅の建築を担当する予定です。

山田

へぇ~。「Coconimo SAIDAIJI」にも関わっていたんやね。

團野

はい。更地の状況から、最後の竣工時の検査まで見ることができました。

古屋

私は新築マンションの販売を担当しています。入社1年目ということもあり、4月から7月くらいまでは販売部の研修を行い、接客ロープレ(接客の実践練習)やマンションの基礎知識を学んでいました。現在は接客デビューし、所長のサポートを受けながら経験を積んでいる最中です。

中濱

どう?営業は慣れてきた?

古屋

まだまだですね。所長に頼りっきりです。ですが、最初の頃と比べて、単に物件の魅力を説明するだけでなく、お客様の要望や理想としているライフプランに合わせて提案できるようになってきたかな、とは思います。これも所長のおかげです。

山田

ありがとうございます。「これぞ総合職!」っていうくらい部署も仕事内容もバラバラやね(笑)。最後に私の担当業務を紹介すると、プロジェクト企画部に所属していて、既存ビルの建て替えと、伊勢志摩に新しくできるグランピングとアトラクションを楽しめるレジャー施設の開発に携わっています。レジャー施設に関しては、現在そこで働いていただくスタッフを採用するため、近隣の高校や専門学校を訪問して応募者を募っているほか、施設を周知するべく旅行代理店と打ち合わせを重ねながら販売戦略を練っています。

中濱

求人の募集…。そんなことをやっている部署があるなんて初めて知りました。

山田

万全な状態でオープンできるよう、ハードとソフトを完全な状態に持っていくことが近鉄不動産の役割かな。だから業務のマニュアルも考えるし、運営できる体制を整えるために採用活動も行う。不動産っぽくない仕事だけど、人が楽しむ娯楽施設を一からつくれるなんて滅多にない機会だから充実した日々を過ごしています。パラディ学園前もそうじゃない?楽しいイベントを考えてることが楽しいというか。

中濱

分かります。どうやったらお客様が喜ぶか。頭の中でああでもない、こうでもないと考えていること自体が楽しいですよね。

02

世の中にインパクトを残すことができる
デベロッパーの醍醐味

山田

ところで、みんなが近鉄不動産に入社を決めた理由って何だったの?じゃあ、古屋さんからお願いします。

古屋

もともと街や暮らしに関わる大きな仕事をしたいと考えていて、デベロッパーを中心に就活を進めていました。近鉄不動産に惹かれた点は、私自身が生まれも育ちも近鉄沿線だったこともありますが、一番は社員の方々の印象が良かったことです。インターンシップに参加した際、先輩社員と交流する座談会があり、そのときの雰囲気がとても良かったんです。実際の仕事をイメージしやすいように分かりやすく噛み砕いて説明してくれたり、就活におけるアドバイスをくれたり。決して私の意見を否定せず、学生と同じ目線で接してくれたことを覚えています。そういった気さくで優しい社員の方々との関わりを通じて、近鉄不動産で働きたいと思ったことが入社の決め手です。

中濱

私はデベロッパーに絞っていたわけではありませんでした。ただ学生時代に地域を盛り上げるイベントを企画・運営するサークルに所属しており、漠然と大勢の人々に喜んでもらえる仕事に就きたいと考えていました。加えて社員の方々の雰囲気や社風も重視していたポイントのひとつです。その中で近鉄不動産を選んだのは、総合職という働き方に魅力を感じたからです。多岐にわたる事業を展開していて、総合職は部署を横断したキャリアパスを描ける。自分の可能性を拡げていけそうな気がしました。

山田

サークルの経験は今の業務に生きているんじゃないの?

中濱

そうですね。パラディ学園前はけっこうイベントをやっているので、この前もお子さんが楽しめる縁日を実施していました。イベントを告知するポスターやフライヤーの作成は学生のときも取り組んでいたので、生かせていると思います。

團野

私は建築を専攻していたので、“建築に関われる仕事”から不動産業界を選択肢に入れるようになりました。近鉄不動産に関心を持ったのは、大小さまざまな建築物を手がけていることです。大規模マンション、戸建て住宅、ホテル、商業施設…。デベロッパーを調べていると、特定のジャンルに特化している企業が多かったんです。多種多様な建築物に携わるチャンスが多いことに魅力を感じ、当社に入社しました。

古屋

2年目にしてCoconimo SAIDAIJI・ガレージハウス・戸建て住宅の3つに携わってますもんね。思っていたとおりの仕事ができているんじゃないですか?

團野

いきなりこんなにもジャンルの違う物件に携わらせてもらえるとは思っていなかったので、内心ちょっとびっくりしていますけどね(笑)。

山田

私が近鉄不動産に入社を決めたのは、「てんしば」の影響が大きかったです。あの場所に「てんしば」ができる以前と以降では、街の雰囲気がガラっと変わりました。小さなお子さんから大人まで、誰もが楽しめて、みんなに愛される場所に生まれ変わったんです。そんな素敵な空間をプロデュース、運営しているのが近鉄不動産だと知り、自分も世の中に良い影響を与える仕事がしたいと思って入社しました。

中濱

まさに今、近しい経験ができているんじゃないですか?

山田

うん。伊勢志摩のレジャー施設ができる場所は、ゴルフ場(近鉄浜島カンツリークラブ)だったからね。ゴルファーの方々だけが訪れる場所から、老若男女問わず様々な人が楽しむことができる施設になるということで、開業前から非常に注目されている。なおかつ、もともと私はレジャー事業部に所属していて、ゴルフ場の経営に関わっていたから、思い入れも強くて――。あの場所がどうなっていくのか開発に関わっている身としても非常に楽しみです。

03

想像以上に裁量権が大きい、それが近鉄不動産

山田

実際に入社してみて、何かギャップはあった?

團野

施工管理の部署に配属されたことがギャップだったかもしれません。デベロッパーは開発や計画がメインで、あまり自社で施工管理をしている印象がなかったので。

中濱

確かに自社で施工管理をやっているデベロッパーは珍しいよね。でも違う側面から建築物を知ることができるのは近鉄不動産の魅力だよね。私は思っていたより若手に裁量権があるなぁと感じます。「こんなテナントを入れたい。こういうリニューアルをしたい」みたいな意見をどんどん言うことができますし、新たにテナントを探すときも、自ら電話してアポを取って商談して、契約を結ぶまで、すべて任されています。

山田

パラディ学園前の営業担当は何人いるの?

中濱

3人ですね。会社の規模は大きいですが、働き方としては少数精鋭のイメージが強いと思います。

古屋

裁量権の大きさに関しては、私も良い意味でギャップがありました。広告代理店も交えた物件の広告についての打ち合わせの際、1年目で何が良くて悪いかも分からなかったのですが、「素人の目線やフィーリングが大事」ということで意見を求められたんです。

山田

で、どうなったの?

古屋

私の意見が採用されました(笑)。これも若手にどんどんチャンスを与える近鉄不動産の特長かもしれませんね。

團野

それは同感です。私も1年目の頃にレベル出しを担当しました。これは天井を施工する際の基準となるレベルになるため、そのレベルを間違えると天井が斜めの状態で施工されます。建物の仕上がりに影響する作業なんですが、任せてもらえて、無事に問題なく竣工したことで自信にもなりました。

古屋

ギャップがなかった点は社員の方々の人柄です。私は人が決め手となり近鉄不動産に入社しました。今の上司の所長も例に漏れず優しくて、相談したことに対していつも丁寧に教えてくださいます。それも指示じゃなくて「俺はここに気をつけている。俺ならこうやって説明するかな」みたいな感じで、決して否定しないんです。面倒見が良くて頼りになって…もう憧れの存在ですね。

山田

その話、所長に聞かせたら感動して泣くんちゃうかな。(一同笑い)

では最後に今後の目標を聞いて終わろうと思います。では私から。まずは伊勢志摩のプロジェクトを成功させることです。そして、これまでレジャー施設の経営や開発に関わってきたので、次はマンションの計画に挑戦したいと考えています。

團野

私は設備に強くなりたいです。建築はデザインや構造に目がいきがちですが、省エネや脱炭素が叫ばれている現代においては、照明や空調、給排水など、設備も大切な要素です。もっと知識と経験を積んで、環境に優しい建物を計画できるようになりたいですね。

中濱

建築と設備の二刀流ってことね(笑)。私はパラディ学園前をテナントの空きがない、満床にすることが目標です。もうひとつはエレベーターやトイレ、休憩所といった共有部のリニューアルを図り、今以上に魅力的な施設にすることです。共有部のクロス(壁紙)や家具を選んでいるうちに、空間やインテリアに興味を持つようになり、少し前からインテリアコーディネーターの勉強をするようになりました。去年、2次試験で落ちてしまったので、今年は合格したいですね。

古屋

私は街のシンボルとなるようなマンションを開発したいと思って近鉄不動産に入社しました。その目標は今も変わらないのですが、販売部に配属となり間近で所長の仕事を見ている中で、“マンションサロンの所長になる”という新しい目標ができました。所長は、宣伝や販売スケジュールの決定等、販売に関するあらゆる面に関わります。そういった裁量権を若くして任されるのが販売部の魅力ですし、私も興味があるので、是非ともチャレンジしたいです。

山田

大学で学んでいなかったことにもチャレンジできる、興味のあるテーマを見つけられるのは近鉄不動産の魅力だよね。ゼロからイチを生み出せるデベロッパーとしての醍醐味、自分の新しい可能性と出会える仕事の面白さ。是非、今ご覧になっている方にも体感していただきたいです!