大阪天満宮の天神祭は、京都の祇園祭・東京の神田祭と並ぶ日本三大祭の一つ。6月下旬吉日より約1か月間に亘り諸行事が行われる。特に、25日の本宮の夜に大川（旧淀川）のほとりで実施される奉納花火には、地元だけでなく各地より見物客が訪れるなど、地域に愛される行事となっています 。

神社の社紋が梅鉢紋である様に 、梅の名所としても知られている大阪天満宮。見頃になると近くの星合池や境内に白梅・紅梅が咲き誇ります。また、境内の参集院では樹齢 200 年を越える盆梅や銘木 、 歴史上の人物に係わりのある名刀を特別に展示する「てんま天神梅まつり」が開催されます。

流鏑馬神事の歴史は古く、江戸初期より菅原道真公の学問の功績を称えるために実施されてきたといわれています。大阪天満宮の流鏑馬は安全性の面から弓で射るのでは無く、的を半弓で直接叩くものへと変化していますが、狩装束に身を包んだ騎手が馬を操り間近を疾走していく様子は一見の価値ありです。