難波や本町から30分圏内。乗換なしで都心へアクセスでき、豊かな自然に抱かれたベッドタウン「生駒」に着目します。駅前に商業施設が充実し、子育てしやすい環境が整うだけでなく、生駒山の豊かな自然を日常的に楽しむこともできます。
幾世屋
cafe’ et art Kinachick no Mori
アクセスマップ
「生駒」駅は、近鉄奈良線・近鉄けいはんな線・近鉄生駒線の3線が利用できます。近鉄奈良線は快速急行が停車し、「大阪難波」駅へ乗り換えなしで約21分、 「近鉄奈良」駅へ約15分。さらに、近鉄けいはんな線とOsaka Metro中央線は相互直通運転が行われ、「本町」駅へも乗り換えなしで約28分と大阪都心へのアクセスも便利です。
再開発により、便利で快適な駅前空間が整うのも「生駒」駅周辺の魅力です。駅北側には、近鉄百貨店をはじめ、スーパーやドラッグストアなどがそろう複合商業施設「アントレいこま」や、スーパー・医療モール・図書館が入る「ベルテラスいこま」があります。また、駅南側には商店街が広がり、さまざまな飲食店が点在しています。
アントレいこま
ベルテラスいこま
1位 生駒
2位 大和西大寺
3位 学園前/大和八木
5位 なんば
SUUMOによる「住みたい街(駅)ランキング <居住府県別>」において、 「生駒」駅は奈良県民による住みたい駅ランキング2年連続1位 に。20年と21年も2位となっており、住みたい街(駅)としての評価の高さがうかがえます。
出典:「SUUMO住みたい街ランキング2023 関西版」リクルート調べ
「生駒」駅周辺は、商業施設だけでなく、生駒市役所や生駒メディカルセンター 休日夜間応急診療所もあり、保育園やスーパーも点在しています。駅を中心に日々の暮らしに欠かせない施設がそろい、多世代が暮らしやすい街といえます。
生駒市独自の子育て支援・教育施策も、子育て世代にうれしいポイントです。さらなる充実を図るために、給食費・保育料の無償化に向けた検討も進められています。
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地域で子どもの成長を支える駄菓子屋。貧困や孤独を抱える子どもたちを支えながら、「支援」という垣根を取り払った取り組みにより、2022年グッドデザイン大賞を受賞しています。
その仕組みとは…
・18歳以下の子どもは入店時に100円でガチャを回し、通貨「チロル」を獲得。カプセルによって1~3枚入っている
・チロルは1枚100円の価値があり、駄菓子を買ったり、通常500円のカレーを食べることができる
・大人の寄付で運営を支え、寄付=チロると呼び、サブスクなどでチロることができる
・夜間はチロル酒場となり、お酒やご飯の代金から自動的にチロることに
週末には200〜300人の子どもたちが訪れ、異なる学校の子どもたちが入り混じって仲良く遊んでいるとか。平日にはスタッフに宿題を教えてもらう姿も。「支援」という垣根がなく、拒絶感のない誰もが訪れやすい雰囲気によって、日中に不登校の子どもが訪れることもあるそうです。「運営は地域の方々のサポートが不可欠ですが、生駒は新しい取り組みを応援してくれる空気があります。他府県出身の方が多いので、つながりを大事にされていると感じます。2号店の準備を進めていますが、関わってくれる地域の方が多いので助かっています」と共同代表の石田さん。地域の子どもは地域の大人が支える。そのきっかけづくりの場にもなっています。
駅を中心に生活利便施設が整うだけでなく、暮らしを彩るグルメも駅前にそろいます。また、豊かな自然に包まれた癒やしの時間が身近に楽しめるのも、子育てしやすい街としての大きな魅力です。
画像提供:近畿日本鉄道株式会社
開業から100年以上の歴史※を誇る、日本最古のケーブルカー。近鉄「生駒」駅に隣接する「鳥居前」駅から「宝山寺」駅を経由し、 「生駒山上」駅までの約2kmを運行。日本最古の車両やカラフルにデコレーションされた車両、さらにワンちゃん・ネコちゃんの形をした車両など、バラエティに富んだケーブルカーが運行されています。
※鳥居前~宝山寺間の宝山寺線が100年以上運行
1929年開業の遊園地。開業当初からある飛行塔をはじめ、ぷかぷかパンダやサイクルモノレールなどがあり、レトロな雰囲気が漂います。小さな子どもが楽しみやすい乗り物がそろっているのも魅力。また、家族で過ごす天空の遊び場「 ITADAKI」も併設。乳幼児向け遊具のゾーンや全身を使って遊び回れるゾーンがあり、好奇心くすぐる遊具も充実しています。
生駒ケーブル「宝山寺」駅は、その名の通り、全国から多くの参拝者が訪れる寳山寺があり、門前町は昭和レトロな雰囲気が漂っています。参道には古民家をリノベーションしたおしゃれなカフェや美味しいお蕎麦屋さんなども立ち並び、格好の散策スポットです。
cafe’ et art Kinachick no Mori
生駒ケーブル「宝山寺」駅から徒歩5分の場所にある、森の中のカフェ。築100年以上の古民家をリノベーションした店内は、温かみのあるアンティーク家具や古道具が居心地のよい空気を醸し出しています。潤い豊かな森の景色を眺めながら、3種類のランチやスイーツが楽しめます。写真の「Kinachick Lunch」は月替りで、季節の野菜にひと手間かけたおかずは、素材の味を生かした優しい味わい。オーナーで人形作家の木村まさよさんが「自分の好きなものを集めた」という雑貨と古道具のお店も併設され、作家ものの器や丁寧につくられた雑貨がそろいます。
奈良県生駒市門前町20-9
Tel 0743-74-5120
[時]11:00〜16:00(ランチLO14:30、喫茶LO15:30)
[休]月・火・水曜
[料]Kinachick Lunch2,000円
トヨジタリーノ
25年もの間、生駒で愛され続けているイタリアンの名店。オーナー山里さんのパスタ好きが高じて始めたとあって、パスタやピザのメニュー数の多さも大きな魅力です。厳選して仕入れた新鮮な食材を用い、野菜をふんだんに使ったメニューが多いのも人気の秘けつ。おすすめは、ランチならその日の食材によって変わる日替わりパスタを。ディナーでは、きのこクリームフィットチーネやブラックオリーブとアンチョビのピザがワインにぴったり。食べ飽きないメニューとアットホームな雰囲気で、常連になりたいお店です。
奈良県生駒市元町2-1-23 ナチュラル第2ビル1F
Tel 0743-73-0404
[時]11:30~15:30(14:30LO)、17:30~22:00(21:00LO)
[休]月曜、第3日曜
[料]日替わりランチ1,870円、きのこクリームフィットチーネ1,518円、ブラックオリーブとアンチョビのピザ1,430円
伊駒(いこま)
「生駒」駅直結のビルに店を構え、毎日店内で作られている自家製麺の二八蕎麦とこだわりのつけ汁が絶品です。お店のイチオシは国産鴨のつけ汁蕎麦。鶏皮の香ばしさが残る鴨汁がクセになると、かなりの人気だそうです。「季節に合ったいろんな味を楽しんでもらいたい」と蕎麦粉は年に数回国内の産地を変えるこだわりぶり。そのため、ランチで迷ったら季節限定のメニューをぜひ。180円プラスすれば十割蕎麦にも変更可能です。また、伊勢志摩の新鮮魚介もおすすめ。蕎麦と共に味わえるお造り定食のほか、焼津産の鯖を使った鯖棒寿しはお土産にもぴったりです。
奈良県生駒市元町1-13-1 グリーンヒルいこま3F
Tel 0743-74-5070
[時]11:30〜15:00(14:30LO)、17:00〜21:00(20:30LO)
[休]第3木曜
[料]国産鴨のつけ汁蕎麦1,950円、造り定食1,700円
幾世屋
現在の店主の曽祖父が「ならまち」で和菓子屋を始め、生駒に移ってから約100年という老舗和菓子店。2011年にリノベーションを行いイートインもできるように。庭を眺められるカウンターが人気席なのだとか。看板メニューは、おはぎ3個分とも言われている大きな宝多餅(ぼたもち)。佐賀産のヒヨクモチを使い、餅の甘みは砂糖を使わず素材のみだそう。宝多餅をはじめ、ほとんどの和菓子に添加物が使われていないのも安心です。地元では催事などに重宝するお店としても知られています。
奈良県生駒市元町1-10-9
Tel 0743-73-2249
[時]9:00〜18:00(日曜10:00〜17:00)
[休]水曜(木曜は不定休)
[料]宝多餅セット(抹茶)880円・(ほうじ茶)780円、持ち帰り宝多餅(2個入)730円
※掲載の各店舗では営業時間等を変更している場合があります。詳細は各店舗の公式サイト等をご確認ください。