近鉄不動産は11年連続で受賞

近鉄不動産などが手がける「ローレルスクエアOSAKA LINK」が、2023年度グッドデザイン賞を受賞。今年で11年連続の受賞となります。コミュニティづくりや子どもの居場所づくりなど、地域にも子どもにもうれしいマンションのカタチに、あべのべあも興味津々の様子です。

[2023年度受賞プロジェクト]
ローレルスクエアOSAKA LINK
大阪市東淀川区/(株)NIPPO・オーエス(株)・アートプランニング(株)との共同事業物件


グッドデザイン賞とは?

グッドデザイン賞は、様々に展開される事象の中から「よいデザイン」を選び、顕彰することを通じ、私たちのくらしを、産業を、そして社会全体を、より豊かなものへと導くことを目的とした公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「総合的なデザインの推奨制度」です。


セットバックにより
歩車分離と開放感を

「ローレルスクエアOSAKA LINK」は、総393邸の大規模プロジェクト。阪急京都線・千里線「淡路」駅徒歩10分、阪急千里線「下新庄」駅徒歩5分、JRおおさか東線「JR淡路」駅徒歩6分※の場所に位置し、梅田も新大阪もダイレクトにアクセスできます。広大な敷地を活かして、ゆとりを確保した建物配置は、周辺地域にも配慮。地域に親しまれてきた桜の記憶を継承するため、シンボルツリーとして桜を配置するなど、地域の憩いの場を創出しています。

※阪急京都線・千里線「淡路」駅まで徒歩10分(グランドエントランスより、サブエントランスから徒歩11分)、阪急千里線「下新庄」駅まで徒歩5分(サブエントランスより、グランドエントランスから徒歩6分)、JRおおさか東線「JR淡路」駅まで徒歩6分(グランドエントランスより、サブエントランスから徒歩8分)

敷地西側には緑に包まれた遊歩道を整備。自主的に7.5mセットバックした位置に建物を配置することで、街並みに開放感をもたらし、従前建物にはなかった歩道も整備し、歩車分離による安全性も確保しています。


コミュニティを育む
イベントを開催

スケールメリットを生かした多彩な共用施設が魅力の「ローレルスクエアOSAKA LINK」は、施設だけでなく、コミュニティづくりにも配慮しています。ご入居者さま同士や地域の方々との交流を育むためにイベントを企画。2023年7月に行われたイベントではキッチンカーの出店やバルーンアートが催され、多くのご入居者さまや地域の方々も参加しました。今後も、多世代が楽しめるイベント開催を検討しています。

共用施設は、イベント開催を想定してプランニング。たとえば、階段状のデッキテラスは子どもたちがのびのびと遊べる開放的な空間であり、イベント時にも活用。イベント用駐車場を設置し、キッチンカーイベントなどにも対応しているほか、パーティールームはセキュリティの外に配置することで地域の方も利用でき、コミュニティを育む空間に。


子どもが放課後に
安全に過ごせる居場所を

共用空間には、世代や価値観を超えた多彩な「つながり」を生み出すために、新発想コミュニティ「LINKCOM(リンコム)」を導入。リンコムラウンジを中心に、各共用空間を緩やかに仕切り、「つながり」を感じられるように設計しています。キッズコーナーと大人もくつろげるファミリーコーナーを一体的にプランニングすることで、お子さまを見守りながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

大阪市認可の「ことり保育園」

リンコムラウンジ

大阪市認可の「ことり保育園」

リンコムラウンジ

お子さまの成長に合わせた居場所をプランニング。0~2歳児を対象とした「ことり保育園」(大阪市認可 小規模保育事業所)を建物内に設置し、ご入居者さまは優先的に入所可能です(開設より5年間限定)※。また、3〜6歳はことり保育園と提携する、近接(徒歩1〜2分)の保育所へ。7〜12歳は、放課後にリンコムラウンジなどのシェアスペースへ。大人の目がある場所で安心して過ごすことができ、子どもがシェアスペースを通ると保護者へメールでお知らせする機能も。

※マンション内の入所希望が入所枠より多い場合は、大阪市の定めるポイント制により希望者の中で優先順位を決める事となります。


グッドデザイン賞審査委員による評価コメント

大阪市内で以前は製薬会社の工場・事務所・研究所として使用されていた敷地。道幅4〜5mの狭い道路が多く、歩道がなく敷地境界まで建物や塀を建てている中高層の建物が多く建ち並ぶ住宅地である。そうしたロケーションに高層集合住宅として13,788㎡と広大な敷地面積を活かし、前建物線から7.5mセットバックした位置に建物を配置し、公開空地として地域住民の歩道やオープンスペースを創出した優れた計画である。居住者はおもに子育て層世帯のため、1階の緑豊かな歩道に隣接するように、0-2歳期対象の小規模保育事業所を大阪市の事前協議制度を利用し設置した。放課後の子供の居場所としてカフェや図書館のように本を読む、勉強できるシェアスペースづくりは子育て世帯をサポートする空間として素晴らしい計画である。今後の展開が大いに期待されるところである。


11年連続
グッドデザイン賞を受賞

  • 2022年度
    ローレルスクエア長岡京ザ・マークス
    MMフィールド南大高
    ウェスティン都ホテル京都 数寄屋風別館『佳水園』
    ザ・パークハウス 新浦安マリンヴィラ

  • 2021年度
    ローレルアイあべの

  • 2020年度
    ローレルスクエア健都ザ・レジデンス
    シーンズ塚口
    ザ・パークハウス 新浦安マリンヴィラ

  • 2019年度
    ローレルコート上本町石ヶ辻公園
    ローレルタワー梅田ウエスト
    ローレルタワー心斎橋
    リフィオ木場公園

  • 2018年度
    ローレルアイ目黒大橋
    リフィオ成増
    イニシア桂大橋
    ブランズタワー御堂筋本町

  • 2017年度
    あべのハルカス
    ローレルコート西葛西
    ブランズシティ天神橋筋六丁目

  • 2016年度
    5プロジェクト同時受賞
    てんしば金賞受賞

  • 2015年度
    実験集合住宅NEXT21プラスワンの家

  • 2014年度
    ローレルスクエア学園前
    ローレルアイ白金

  • 2013年度
    ローレルアイ恵比寿ピアース