女性初の挑戦を力に、仲間と成長。
地域に根ざし、笑顔をつなぐ。

私は人と話すことが大好きで、自然と接客の仕事に興味を持つようになりました。大学3年生のときに宅地建物取引士の資格を取得したことをきっかけに、不動産業界で働くことを決意しました。不動産の仕事には多くの事業がありますが、説明会を通じてさまざまな会社を見ていくうちに、自分に一番合っているのは売主様と買主様をつなぐ仲介営業職だと感じ、後半はその道に絞って就職活動を進めました。

数ある企業の中で近鉄不動産に入社を決めた理由は、採用担当の方からいただいた「あなた自身の個性を生かして仕事をしてほしい」という言葉です。この一言が私の心に強く響きました。他社からも内定をいただきましたが、「決められたレールに沿って働いてほしい」という考え方に違和感があり、最終的には自分の成長と個性を尊重してくれる当社を選びました。

私は近鉄不動産に新卒で入社し、これまでに女性初の主任、所長代理、准所長、そして現在は営業所長として働いています。振り返ると挑戦の連続でしたが、乗り越えるたびに新しい景色が見えてきました。

困難に直面したときに心がけてきたことは、「分からないことは素直に聞く」「悩んでいるときは正直に伝える」こと。そして先輩や上司からいただいたアドバイスは、まずは迷わず実践してみることです。そうすることで、自分では気づけなかった解決策や成長のきっかけを得られました。

仕事をする中で心がけているのは、「感謝する気持ち」「約束を守ること」「正直であること」です。小さなことでもあきらめずにやり抜き、出会ったお客様を必ず一度は笑顔にする。それが今の私を形づくってきたと思います。挑戦を続けることで自分の成長を感じられる――それこそが、この仕事ならではの魅力です。

これまでの挑戦の中で、特に「周囲に良い影響を与えた」と感じたことは、お互いに協力できることを率先してやることで、営業所全体に前向きな空気をつくれたことです。その積み重ねが、仲間からの信頼や後輩への刺激につながり、自分にとっても大きな成長の糧となっています。

これから挑戦したいのは、首都圏での新店舗出店です。地域に根差した営業所をつくり、お客様一人ひとりとの出会いを大切にしながら、ご縁を広げ、笑顔を届けていきたいと考えています。

不動産仲介営業の魅力は、街の雰囲気や人の温かさを肌で感じながら、お客様と深い信頼関係を築き、仲間と一緒に挑戦を重ねていく――そんなやりがいを実感できるところです。きっと自分自身の成長と地域への貢献を同時に味わえるはずです。