「人と関わることが好き」を武器に、
人と向き合い続ける
等身大の営業スタイル

私はもともと人と関わることが好きで、就職活動では「営業職」を軸にしていました。金融や生命保険、住宅メーカーなど幅広い企業の説明会に参加しましたが、どこか決め手に欠けていた時期に、大学からおすすめされた就活アプリでオファーをいただきました。少し興味を持って説明会に参加してみたことが、私にとって大きな転機となりました。

説明会では「売主様・買主様それぞれの立場に寄り添い、双方から感謝される」という仕事の特性が紹介されていました。一方的にモノを売るのではなく、人の人生に深く関わり、信頼を築いていく営業スタイルに強く惹かれたことを今でも覚えています。単なる取引を超えて、お客様にとって特別な存在になれる点に、この仕事ならではの魅力を感じました。

さらに「武器は自分」というキャッチコピーにも共感しました。営業は自分自身の人間力が最大の強みになる仕事です。説明会を通じて、ここでなら自分の個性を活かしながら成長できると確信し、入社を決意しました。今振り返っても、あのとき説明会に参加していなければ出会えなかったご縁だと思っています。

私は以前、「ほかの4つの会社にお願いしているけれど売れないので、力を貸してほしい」というご相談をいただきました。そこで実際にお会いして、お客様のお話をメモを取りながら丁寧に伺いました。

お話を進める中で、「私に任せていただいた方が良い理由」をしっかりお伝えしたところ、その場で他社への依頼をやめて、私だけにお願いしてくださることになりました。そして、担当が私に変わってからわずか2週間で物件が成約となったのです。

そのときお客様から「三桝さんに出会えて本当によかった。三桝さんにお願いして正解でした」と言っていただけたことは、入社3年目の私にとって大きな自信となりました。今でもそのお客様は、不動産に関する相談をしてくださったり、ご友人をご紹介くださったりしています。

現在は中堅社員として、営業所全体の数字を意識しながら、ベテラン社員と若手社員の間に立ち、チームの潤滑油として働いています。後輩社員から常に見られているという意識を持ち、率先して事務所のまとめ役や盛り上げ役を務めることを心がけています。事務所の目標達成と人材育成の両方に関わることで、自分自身も成長できていると感じています。

また、営業として最も大切にしているのは、お客様の信頼に応えることです。売却を任せてくださる売主様や購入を検討される買主様に「三桝に任せてよかった」と思っていただけるよう、常に誠心誠意努力しています。お客様の喜びや感謝の言葉が、日々の大きな原動力になっています。

最後に、就活生のみなさんへのメッセージです。大切なのは「特別なこと」ではなく、当たり前のことを当たり前にできること。挨拶をする、時間を守る、元気に返事をする。これが信頼の第一歩です。そして、人生は一度きり。失敗を恐れずに挑戦する姿勢こそが、自分の可能性を広げる力になると思います。