住まいを通して、お客様の人生にそっと寄り添う。
言葉以上に伝わる信頼と安心を大切に、
今日も一歩ずつ成長していきます。

父が不動産業に携わっていたこともあり、幼い頃から不動産という仕事を身近に感じてきました。現場の話を聞く中で、「家を売る」ことは単なる取引ではなく、お客様の人生に深く関わる大切な仕事だということを自然と学びました。大学時代には宅地建物取引士の資格取得に挑戦し、不動産に関する法律や制度の奥深さに触れる中で「もっと知識を深めたい」と思うようになりました。その延長線上で、お客様に寄り添いながら最適な提案を行う仲介営業に大きな魅力を感じました。

当社を志望したきっかけは、父の紹介で社員の方と直接お話しできたことです。高い専門性と誠実さを兼ね備えた姿に強く惹かれ、「この環境で自分も成長したい」と心から思い、入社を決意しました。

正直、入社前は体育会系の厳しい雰囲気を想像して不安もありました。しかし実際に働いてみると、先輩方は親切で温かく、わからないことは丁寧に教えてくださいます。仕事終わりの食事や休日のゴルフなど交流の場もあります。想像していた以上に人間関係が良く、この環境で働けることがとても嬉しく思っています。

この仕事で最初に難しさを感じたのは、重要事項説明書の作成です。法律や専門用語など覚えることが多く、何をどう調べればいいのかも分からない状態でした。ですが、先輩に何度も質問しながら一つずつ理解を積み重ねていくことで、自分の成長を実感できるのがこの仕事の面白さだと感じています。

今は「とにかく現場を多く経験すること」を目標にしています。まだ知識も経験も浅い分、物件調査やご案内などには積極的に同行し、実際の現場から学べることを吸収するよう心がけています。

私の強みはフットワークの軽さ。誰よりも早く動き、何事にも自ら手を挙げて挑戦する姿勢を大切にしています。先輩の対応や話し方を観察し、帰宅後に学びをノートにまとめることも日課です。お客様や先輩を不安にさせないよう、確かな知識と誠実な対応で信頼される営業を目指しています。

仲介営業職の魅力は、何よりお客様と深く関われることだと思います。人生の大きな節目である不動産の売買に携わる責任は大きいですが、その分、信頼していただけたときの喜びや達成感は格別です。お客様一人ひとりにとって最適な選択を一緒に考え、寄り添えるこの仕事に誇りを感じています。

その中でも、当社ならではの強みは「企業としての信頼感」と「人のあたたかさ」です。近鉄グループホールディングスとしての安心感がある一方で、風通しがよく、若手の意見にも耳を傾けてもらえる環境があります。

今後の目標は、お客様から「寺本さんに任せてよかった」と心から言っていただける営業になること。そのために、物件紹介にとどまらず、背景や将来の暮らしまで含めた提案ができるよう力をつけたいと考えています。まだ学ぶことは多いですが、経験を重ねて「人で選ばれる営業」へと成長していきたいです。そして将来は、後輩にも頼られる存在として、自分がしてもらったように丁寧にフォローできるようになりたいです。