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ローレル住質ラボvol.21

上手な家事の時短術02

上手な家事の時短術02

誰が家事をやってもうまくいく
仕組みをつくろう

前回、汚れや散らかりの目立つ「家事のマイナス地点」を見つけ、そこを時短できれいにするのがコツ、とご紹介しました。でも、いくら時短の家事でも、一人でやってしまうと結局片付け切れなくなり、フラストレーションがたまることも。こんなときに重要なのが、家族の参加です。生活コラムニストのももせいづみさんは、「誰がやっても家事がうまくいく“仕組み”をつくっておけば、無理なく時短を実行できる」と言います。そのポイントについて伺いました。

ももせいづみさん
生活コラムニスト。日々の暮らしの中から生まれるコラム、忙しくてもゆるりと楽しく暮らすためのアイデア、時短の工夫やレシピなどを執筆。雑誌、テレビ、ラジオなどの幅広いメディアに登場している。新商品、家電、生活用品などの話題にも強い。

家事をマネジメントする
という発想で

「食器のすすぎ方はこう」「洗濯物はパンパンたたいて干す」など、家事はとかく自分流のルールをつくりがち。でも、そのために家族が「手伝いにくい…」と感じてしまっては本末転倒です。ここは発想を変えて、家事を上手に分担する“家事のマネジャー”になってみてはいかがでしょう。ご主人が整理好きなら、部屋の片付けをお任せするなど、家族の「いいところを伸ばす」という視点で家事を割り振るとスムーズです。子どもの場合は、いっしょに家事をしながら、まねっこ感覚でやり方を伝えていくと、自然と覚えてくれます。


「ちょっと」「ながら」でお掃除の効率がグンとアップ

お掃除は汚れたところだけ

お掃除は、全体をくまなくきれいにするのではなく、汚れたところだけピンポイントできれいにするのがポイント。例えば、水まわりの水垢などは目についたときにその都度お掃除すれば、最終的には全体がきれいになります。

掃除道具を持つと、つい「隅々までやらなきゃ」と思ってしまいがち。でも、現代のお掃除は、やればやるほど電気を使い、排水やゴミを排出する側面があるということも意識しておきたいですね。

掃除道具はしまわず、目につくところに

汚れたところを発見したらすぐにお掃除できるよう、掃除道具は表に出しておくのがおすすめ。すぐ手に取れて、使ったらさっと戻せる場所に置くのがカギです。ほうき、ワイパー、ちりとりなど、電源なしでも使える掃除道具を1セットにし、子ども部屋やダイニングなどの汚れやすい場所にディスプレイするような感覚で配置しておくと合理的。

そのほか、一戸建てなら掃除道具を階段のそばに置いておけば、階段をおりるついでに誰もがぱっと掃除できるなど、家族の動線をうまく活用できます。

手が汚れず、ながら掃除できるグッズを

掃除道具を選ぶときは、片手で持てるものや、手が汚れない柄付きのものをチョイスしてみては。歯みがきのついでに洗面台をシュシュッとお掃除するなど、ながら掃除をするときに便利です。かわいい道具を選べば、子どもがすすんでお掃除するきっかけにも。

浴室は、入浴したときに子どもといっしょにさっと掃除すれば、わずかな時間できれいになり、お掃除習慣も身につきます。

アウトソーシングするのもひとつの方法

たまには外部のお掃除サービスを利用し、プロに徹底的にきれいにしてもらうのもいいものです。アウトソーシングのメリットは大きく2つあります。1つは、普段はしないエアコンや換気扇といった場所をきっちりきれいにしてもらえる点。

もう1つは、プロの掃除のテクニックを観察し、自分のお掃除ノウハウに取り入れられる点。アウトソーシングを出費ととらえるのではなく、お掃除上手になる投資と考えてみてはいかがでしょうか。


「お買い物」「物の行方」を見直す

買い物は意外と重労働

食材や日用品を買うための毎日のお買い物。考えてみると、けっこう重労働です。特に子連れでスーパーに出かけたときは、かなりの労力がいることも…。こんなときは、ネットスーパーや生協などの、食材配達サービスが便利。買い物額がデータで保存できるので家計簿がつけやすく、店頭のちょっとした商品に手をのばす無駄買い予防にもなります。

トイレットペーパーやお米など、持ち帰りが大変なものを購入するのにも重宝。生協にはトレイや牛乳パックを回収してくれるところもあり、リサイクルにも貢献できます。

スマートに片付くお部屋って?

新聞や雑誌などをなにげなく置いてしまう「物のふきだまり」を作らないのがポイント。例えば、あまり使わないソファや袖机などは、物のふきだまりになりやすいので、思い切って撤去するとすっきりします。インテリアを選ぶのなら、マットで淡い色合いのものがおすすめ。ほこりが目立ちにくく、「掃除しなきゃ」というプレッシャーから解放されます。

ちなみに、部屋の片付けに最適な時間帯は「就寝前」。この時間帯は家族がそろっているので、「5分間だけ」とみんなで手早くやればすっきり片付きます。 片付けるときは、掃除するというより、元にあった場所に戻すという感覚で。

書類は細かいルールを決めずに整理

レシートや郵便物を整理するため、新たに書類棚を買いたくなりますが、かえって書類をため込むきっかけになります。まずは「なぜその書類を残しておくのか」という目的から見直しましょう。

カード決済している公共料金の明細は、カードの明細に料金が載っているので、残しておかなくてもよいもの。ばっさり処分しましょう。その上で、おおざっぱに仕分けしてファイリングします。はじめから細かいルールを決めないのが、面倒くさくならないコツ。入れやすくて中味が見えるポケットタイプのファイルなら、どこに何を入れたか一目で分かります。


自分時間を予約する。家事を見える化する

いくら時短しても、スケジュールを家事でびっしり埋めてしまうと、自分の時間を確保できなくなります。そこで活用したいのが、1日のスケジュールを時間単位で書き込めるバーチカルタイプの手帳。ここに、家事の予定を書き込むと同時に、カフェで本を読んだり、音楽を聞いたりする「自分時間」を予約するように書き込みます。こうすることで家事全体が見える化され、自分の時間もしっかりキープできます。また、前回ご紹介しましたが、家事の予定はその日の朝に体調や天気を見ながら、「やりたいな」と思えることから2つか3つ、欲張りすぎずに書き込みましょう。できたら花丸をつけて、「できた!」と自分をねぎらってあげてください。

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