近鉄不動産株式会社(本社:大阪市天王寺区/取締役社長:倉橋孝壽)は、新築分譲マンションの各戸
玄関横に設置する宅配ボックスと防災備品収納スペースが一体となった専用ボックスを開発いたしましたの
でお知らせいたします。2022年3月着工予定の大阪市東住吉区の物件から導入を開始いたします。

 ネットショッピングが普及する中、コロナ禍による外出自粛も影響し、日常的に宅配サービスを利用する方が
増加しており、マンションの共用宅配ボックスについて「不在時に届いた重い荷物や複数の荷物を住戸まで運
ぶ手間をなくしたい」、「在宅時でも非対面で受け取りたい」など、利便性の向上が求められています。また、
地震や豪雨などの災害時に、避難所での感染リスク軽減のため「在宅避難」を選択するケースも増えており、
「住戸に防災備品の置き場所を確保したい」、「共用防災備品とは別に、家庭に合わせた防災備品を置いて
おきたい」という意識が高まっています。このような居住者のニーズに対応するために、各戸玄関横に宅配
ボックスと防災備品収納スペースの2つの機能を備えた専用ボックスを設置することといたしました。

 宅配スペースは、可動棚により荷物のサイズに合わせて高さ調整ができ、複数の荷物にも対応します。上
部の防災備品収納スペースには、お引渡し時に基本的な防災備品を収納した防災袋を設置し、簡単に出し
入れでき、各ご家庭に合わせてカスタマイズしていただけます。また、配達員は㈱シブタニ製の電池式テン
キーロックで預け入れし、居住者は住戸キーでスムーズに荷物を受け取ることができます。このシステムは、
関西の新築分譲マンションで初の導入となります。

 当社は、今後もお客さまの多様なライフスタイルにお応えできるような新商品を開発し、より快適なマンショ
ンづくりを目指してまいります。

 詳細については別紙の通りです。
 
 ※株式会社シブタニ調べ(2022年1月時点)
 
【完成イメージ】