駅に近い物件はWebで検索される機会が多いという調査もあり、年々ニーズは高まっています。一方で駅に近いほど物件数は限られており、「需要に比べて供給が少ない」という状況に。希少性は資産価値の高さに直結すると言えます。
駅徒歩2分圏は駅を中心に半径160mの範囲で、その面積は約8万㎡。駅徒歩10分圏の面積約200万㎡のわずか4%しかありません。駅から近いほど利用できる土地が少なく、希少性が高いため土地取得が難しいことが分かります。
マンション選びの際にお金をかけてでもこだわりたい点の第1位は「駅から近いこと」。日々の生活利便を第一に考える人が半数以上を占めています。
※大手マンションデベロッパー7社の新築物件情報サイトMAJOR7(メジャーセブン)第22回マンショントレンド調査より
近年、利便性と快適性を求めて街の中心部に住みたい人が増加しています。とりわけ「駅前エリア」は、通勤時間や買い物時の移動時間を減らしたい共働き夫婦や、郊外の戸建てから駅近のマンションに住み替えたいシニア世代など、すべての世代の生活ニーズに応えられる場所だけにその需要は年々増加傾向にあります。
人口減少が進むにつれ、「都心回帰」の住まい需要が高まってきています。2015年〜2030年の間に、関西の人口は約149万人減少すると言われています。
※人口統計資料集2018年版(国立社会保障人口問題研究所)データより