公益財団法人日本デザイン振興会主催の2017年度グッドデザイン賞にて、
2部門3プロジェクトで受賞しました。

1.「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)【公共用の建築・施設部門受賞】
2.「ローレルコート西葛西」(東京都江戸川区)【住宅・住空間部門受賞】
3.「ブランズシティ天神橋筋六丁目」(大阪市北区、東急不動産・JR西日本不動産開発との共同事業物件)【住宅・住空間部門受賞】

今回の受賞で、2013年から5年連続の受賞となります。
近鉄不動産は今後も「ローレルマンションシリーズ」ブランドの品質ならびにブランド力の向上および多くのお客様に愛され、都市機能の向上に資する街づくりに努めてまいります。

あべのハルカス

■超高層集密都市による都市再生
世界的に人口や都市活動の都市圏への集積が進行する中で、日本国内では人口減少および人口拡散が進行しています。人口減少は都市力の相対的な減退に繋がりますが、人口が安定するシナリオは早急には描きにくいため人口減少の中でも都市の活力を維持する方法が求められます。 近年国土交通省から提唱されている「集約型都市構造」は、都市圏内で拡散化する人口密度を公共交通沿い、複数の鉄道駅に集約化していくという都市圏の将来モデルを具体的に示しています。このような高度な集積は、複合化、高層化といった建築の問題と地続きで、都市のコンパクト化と建築の巨大化あるいは複合化は、都市の創造性を維持・発展させる建築による都市再生モデルと成り得えます。この超高層集密都市による都市再生モデルを私たちは、「BIG⇄COMPACT」と名付けました。
着想からわずか7年で30万㎡の複合超高層を実現させたあべのハルカスが都市再生に果たす役割もこの考えの延長線上にあります。広範な都市圏からの大量集客と周辺エリアへの波及により、阿倍野・天王寺エリアの都市活動密度のピークをドラスティックに形成し、機会密度の最大化と都心部への集約力を獲得しようとする試みです。

あべのハルカス あべのハルカス

グッドデザイン■グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
直方体が三段にセットバックする抽象的な構成によって、300mに到達する日本で一番高い、駅上の巨大かつ複雑な複合施設をシンプルなヴォリュームにまとめあげている。ガラス張りの透明感あふれる外観は、日本における現代的なランドマークのあり方も示唆した。また透明な回廊や中央の吹き抜けになった屋外テラスを備えた展望台は、ただ周囲の風景を眺めるという機能以外に、その場の空間体験も提供することに成功した。

■基本情報
●事業主/近鉄不動産株式会社 ●所在地/大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目1番43 ●主要用途/駅、百貨店、オフィス、ホテル、美術館、展望台 ●敷地面積/約28,700㎡ ●延床面積/約306,000㎡(タワー館+本館) ●主要用途別面積/百貨店:約167,000㎡(タワー館部分:約83,000㎡)・オフィス:約62,000㎡・ホテル:約32,000㎡(360室)●高さ/地上300m ●構造・規模/鉄骨鉄筋コンクリート造鉄骨造、地下5階地上60階 ●設計/株式会社竹中工務店 ●施工/竹中工務店・奥村組・大林組・大日本土木・錢高組共同企業体 ●外観デザイン監修/シーザー・ペリ氏(ペリクラークペリアーキテクツ代表)

ローレルコート西葛西

■究極の寛ぎのために 帰り着いた時の気持ちを考え尽くしたスローアーキテクチャー
都心に近いこのエリアにふさわしい住まいを追求し、我が家に帰り着いた後の寛ぎの時間に徹底的にこだわりプランニング。木箱のようなエントランスは、帰ってきた瞬間から視覚的な温もりと安堵感を醸成。そこから木調のマテリアルが続くアプローチを設け、落ち着きで満たされるよう設計しました。そこに流れる時間の速度を変え、気持ちをゆるめてくれる「スローアーキテクチャー」という考え方を根底にした住まいです。

ローレルコート西葛西 ローレルコート西葛西

グッドデザイン■グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
エントランスホールのボリュームを分棟的に配置・デザインし、結果として街並みに調和するような佇まいになっている。外部仕上げは主に黒色系タイルと木目調タイルに限定し、その比率を変えることによって、エントランスホールの存在感をより親和的なものにしている。 さらにいえば、周辺や居住者に開かれたプログラムを取りこもうとした場合には、このエントランスホールの分棟感・独立感をうまく活用できるように思われ、その意味において、この配置計画はさらなる街並みとの調和の可能性を示唆しているように思われる。

■物件概要
●事業主(売主)/近鉄不動産株式会社 ●所在地/東京都江戸川区中葛西6丁目3番2 ●交通/東京メトロ東西線「西葛西」駅徒歩10分「葛西」駅徒歩12分 ●総戸数/30戸 ●敷地面積/882.55㎡(実測面積) ●建築面積/478.95㎡ ●建築延床面積/2,481.02㎡ ●構造・規模/鉄筋コンクリート造地上8階建 ●住居専有面積/54.02㎡~ 86.12㎡ ●設計・監理/東レ建設株式会社東京一級建築士事務所 ●施工/東レ建設株式会社 ●デザイン監修/ベイシスデザイン

ブランズシティ天神橋筋六丁目

■豊かな都心スタイルを、さらに豊かに謳歌する、新たな地域イメージ創造の起点
本件が位置する「天六エリア」は、北ヤードの再開発で躍進する「梅田エリア」を自由に使いこなせる都心立地にありながら、大阪天満宮の参道として古くから栄えた歴史を有し、 日本一長いといわれる天神橋筋商店街など愛着の大阪が今に息づくエリアです。また、大川沿いのリバーサイドには水と緑の自然も豊か。 この都心で得がたい好立地に、「街に、人に、暮らしに“、ユメキタシティ”」をコンセプトに、新たな地域イメージ創造の起点となる総420戸の空間造形を目指しました。

ブランズシティ天神橋筋6丁目 ブランズシティ天神橋筋6丁目

■大規模な集合住宅の計画であり、その規模を活かして、実用的な居住者向けコモンスペースが充実している。 しかし、特筆すべきはその量よりもコモンスペースの配置計画である。子供の学習スペースやライブラリーといった、 居住者向けのコモンスペースが、エントランスとそこから続く中庭の周りに集中配置されている。 来訪者も含めた内外の交流空間として、言葉だけでなく、実際にも利用され続けるデザインであることが評価された。 また、中庭を介しながらコモンスペース相互の関係性も発展することが期待される。

■物件概要
●事業主(売主)/東急不動産株式会社 住宅事業ユニット関西住宅事業本部・近鉄不動産株式会社・JR西日本不動産開発株式会社 ●販売会社 販売提携(代理)/東急不動産株式会社 住宅事業ユニット関西住宅事業本部・JR西日本不動産開発株式会社・株式会社長谷工アーベスト・東急リバブル株式会社 関西支社 ●所在地/大阪府大阪市北区長柄西1丁目13番(地番)●交通/大阪市営地下鉄谷町線「天神橋筋六丁目」駅徒歩5分、大阪市営地下鉄堺筋線「天神橋筋六丁目」駅徒歩5分、阪急電鉄千里線「天神橋筋六丁目」駅徒歩5分 ●総戸数/420戸 ●敷地面積/10,252.20㎡ ●建築面積/5,755.18㎡ ●建築延床面積/38,088.53㎡ ●構造・規模:鉄筋コンクリート造地上15階建 ●住居専有面積/56.17㎡~83.54㎡ ●設計・監理/株式会社長谷工コーポレーション 大阪エンジニアリング事業部 ●施工/株式会社長谷工コーポレーション

過去の受賞物件

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