ローレルスタイルvol.45 Life

星降る夜に癒やされて。~自宅で、都会で、手軽に星を遊ぶ~

星降る夜に癒やされて。
~自宅で、都会で、手軽に星を遊ぶ~
夜の空。
見上げるとたくさんの星が瞬いている。
この星空を、もっと身近に楽しめたら、
素敵な時間が過ごせるはず。

star watching

くつろぎながら星を旅する。
自宅で楽しむプラネタリウム。

夜空にはたくさんの伝説がある。美しい狩人の姿を表した「オリオン座」、仲睦まじい双子の勇者を描いた「ふたご座」。星の輝きを見つめていると、さまざまなイマジネーションが浮かんでくる。家庭用プラネタリウムは、自宅の中に美しい星空を連れてきてくれる小さな宇宙の投影機。床やソファでくつろぎながら、ベッドに横になりながら、星がくれる神話の世界に遊んでみる。天空を彩る星座の数は88といわれ、それらには物語があり、名前の由来がある。「あの星はね」。そんなひと言から生まれる静かな会話。星の生まれ変わりや地球の動きなど、天体の科学と合わせて見れば、これまでにない知的好奇心が湧いてくる。疲れたときは、ただ頭を空っぽにし、真っ暗な中でスターダストを眺めるのもいい時間。小さな光の結晶たちが、じんわり心を温めてくれる。

<撮影>
MIRAIMO SQUARE(ミライモ スクエア)モデルルーム

本物に近い星空を楽しめる家庭用プラネタリウム

「HOMESTAR(ホームスター)」シリーズ[セガトイズ]
ギネスに認定された「世界で最も先進的なプラネタリウム」の制作者と共同開発したプラネタリウムが「HOMESTAR」。家庭用ながらリアルな星空を追求している。最もスタンダードな「ホームスターClassic」は、6万個の星を再現し、天井いっぱいに銀河を投影する。約12分で天体が一周するほか、ときどき流れ星が流れていくのも情緒的。星座ライン入りのソフトに切り替えれば、星座の形がくっきりと映し出される。「星空学習セット」は、星座原板フィルムを差し替えれば、季節ごとの星座を投影でき、星座早見盤やハンディコンパスも付属。新製品の「マジカルナイト」は、ディズニーの世界と星空を融合させた幻想的なプラネタリウムが楽しめ、1万個の星やオーロラが心地よい眠りへと誘う。

<photo>ホームスタークラシック 11,000円、ディズニーキャラクターHOMESTAR マジカルナイト9,800円、ホームスター星空学習セット5,980円(いずれも税別)

HOMESTARシリーズ公式サイトはこちら

「星」と「癒やし」にまつわる
素敵なアイテムたち

星空をおしゃれに楽しめる双眼鏡
アンダー1万円で入門者におすすめ

ソラプティLite H 8×21 WP[ビクセン]
コンパクトで持ち運びしやすい8倍双眼鏡に、オリジナルの使いこなしハンドブックやストレッチポーチなどが付属したセット商品。双眼鏡は、スポーツ観戦から散歩のお供まで幅広く使え、星空を見る際に使うと星の輝きがはっきりと見える。肉眼では星が見えにくい都市部で使うと、その効果をより実感できるので、星空観察のビギナーにおすすめ。ピンク、パープルなどのカラーバリエーションがあり、双眼鏡単品だけの購入もできる。いずれもオープン価格。

ソラプティLite H 8×21 WP公式サイトはこちら

封筒の中に広がる星空
小さなまたたきを大切な人に贈る

星空の封筒[福永紙工]
開封してのぞき込むと、小さな星の瞬きが見えるロマンチックな封筒。「封筒の中をのぞいてみてください」と書かれた丸型カードを入れ、贈りたい人の宛先を書いてポストに投函するだけ。望遠鏡をのぞくように封筒に目を当てれば、一瞬にして満天の星空にトリップできる。大切な人への小さな贈り物にぴったり。定形外郵便物なので120円の切手が必要。966円(税込)。

星空の封筒公式サイトはこちら


名古屋市科学館

star watching

都会で星空を楽しむ。
東名阪のおすすめプラネタリウム。

ネオンがまたたく都市部では、空を見上げても星がなかなか見えない。地上が明るすぎるせいで、星の輝きが目に入らなくなってしまうからだ。しかし、星々を映像で映し出すプラネタリウムなら、いつでも星の瞬く夜に出会える。単に星空を再現するだけでなく、星の解説や3D映像など、プラネタリウムごとに工夫を凝らしているのも魅力。ぜひ訪れてみたい。


日本で初めてプラネタリウムを導入した「大阪市立科学館」

1937年に開館した前身の大阪市立電気科学館は、18メートルドームを持つ日本初のプラネタリウムだった。現在のプラネタリウムは、直径26.5mという大きさもさることながら、学芸員による生の星空解説が人気だ。「今夜眺められる星空」について解説してくれるので、プラネタリウムを見た日の夜、本物の星空を見たくなる。2種類のプログラムが用意されており、迫力ある映像が楽しめるプログラムもある。

INFORMATION

大阪市北区中之島4-2-1 
Tel. 06-6444-5656
[時]9:30~17:00(入場は16:30まで/プラネタリウム最終投影は16:00)
[休]月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始、臨時休館(2/28~3/1)
[料]プラネタリウム観覧料 大人600円 ※展示場は別途

大阪市立科学館公式サイトはこちら


世界一大きい35メートルドームの迫力「名古屋市科学館」

2011年リニューアルオープン。ドーム内径35mという世界最大のプラネタリウムとなった「Brother Earth(ブラザーアース)」がある。最新の光学式プラネタリウム「ユニバーサリウム(IX)」によって、限りなく本物に近い星空を映し出すほか、宇宙旅行を再現できるデジタル式プラネタリウム「スカイマックスDSII」が設置されているのも特徴。毎月テーマが変わるプログラムや専門の学芸員による生解説も魅力。

INFORMATION

名古屋市中区栄2-17-1(芸術と科学の杜・白川公園内) 
Tel. 052-201-4486
[時]9:30~17:00(入館は16:30まで)
[休]月曜(祝日の場合は翌平日)、第3金曜(祝日の場合は第4金曜)、12/29~1/3、その他臨時休館有り
[料]展示室とプラネタリウム800円、中学生以下無料

名古屋市科学館公式サイトはこちら


3D映像が作り出す立体的なプラネタリウム「日本科学未来館」

半球状のドームシアターガイアで体感できるのは、超高精細3D映像を使った立体視プラネタリウム。ゴーグルタイプの立体視メガネをかければ、星に彩られた宇宙空間に浮いているような感覚になる。1,000万個の恒星を映し出すプラネタリウム投影機「MEGASTAR-II cosmos」と、日本で初めて導入された「Atmos」という映像システムと連動したプログラムは臨場感が格別。

INFORMATION

東京都江東区青海2-3-6 
Tel. 03-3570-9151
[時]10:00~17:00(入館は16:30まで)
[休]火曜(祝日の場合は開館)、12/28~1/1
[料]入館620円、ドームシアター鑑賞料300円

日本科学未来館公式サイトはこちら


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初心者でも肉眼で目撃できる!
「三大流星群」とは?

流れ星は毎晩流れているが、流星群の日は普段よりも流れ星を見つけやすいチャンスだ。たくさんある流星群の中でも有名な「ペルセウス座流星群」「ふたご座流星群」「しぶんぎ座流星群」の三大流星群は、今まで流れ星を見たことがない人にもおすすめ。観察のコツや2017年の見どころを、大阪市立科学館で天文を担当している飯山学芸員に伺った。

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新年の夜空に現れる「しぶんぎ座流星群」。観察のコツとは…

2017年の「しぶんぎ座流星群」は、日本では1月4日の早朝がおすすめ。朝の4時、5時くらいから夜が明けるまで(東日本では5時半頃、西日本で6時頃を目安に)夜空を眺めてみよう。明け方まで流れ星の数はあまり増えないので、夜更かしするよりも早寝・早起きして、眠気のない状態で見るのがベター。しぶんぎ座流星群は、他の流星群と違ってチャンスは一晩だけ。前の日や次の日には期待できない。

流れ星を見るコツは、まずは暗闇に目を慣らすこと。暗い所で10〜20分と待つうちに、だんだん星がよく見えるようになってくる。周囲の照明は全て消し、スマートフォンの画面など、明るく光るものも見ないように。人間の目は暗さに慣れるのに時間がかかるため、まぶしい画面をチラッと見ただけで、また目慣らしをやり直す羽目に。また、流れ星はどこに流れるか分からないので、広い範囲を眺めると見つけやすい。長時間屋外に出ることになるので、暖かい服装で観察しよう。

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2017年、見逃したくない天文イベントって?

2017年8月7日の深夜(正確には8月8日の未明)に、部分月食が観察できる。この夜は満月だが、深夜2時22分から満月が少しずつ欠けていく。最も欠けるのは3時20分で、満月の4分の1ほどが欠けてしまう。その後はゆっくりと元に戻っていき、4時19分にはいつも通りの満月に。望遠鏡や双眼鏡などの道具がなくても、肉眼で十分観察できる。